カビの原因、部屋の素材と関係ある?
久御山モデルハウスではしょっちゅう行っている実験、
「カビの実験」です。
少し見づらいですが、左が防カビクロスを石膏ボードに貼り、
一般的なフローリングを貼った水槽。
右は石膏ボードにしっくいを塗り、シンゴンという無添加フローリングを貼った水槽。
この中に食パンと水の入ったコップをいれて、テープでしっかりとめ、
一般的な住宅の部屋と無添加住宅の部屋を再現した簡単な実験です。
現在11日目、
左の水槽のパンには
真ん中に黒っぽい点が見えます。
うっすらカビが生えてきました。
こちらは右の水槽。
まだカビは生えていません。
どうしてこういう差が出るのか。
①湿度が問題!
こちらが右の水槽の湿度計。
見づらいですが75%を指しています。
こちらは左の水槽の湿度計。
80%を超えているのがわかります。
家にとって湿度は大敵!
家が劣化する原因にもなりますし、
家の中のものにもよくありません。
もちろん食べ物にとっては、カビをはえやすくする原因の一つとなります。
漆喰は調湿作用があるので、密閉空間でもある一定の湿度にとどまります。
理由はまだまだありますが、実験もまだまだ続きます。
他の理由は次回書きますね。